今回のブログは先日のブログ「パチンコ屋ダイアリー②」からの続きです。
当時、パチンコ屋さんでアルバイトしていた僕は、人の入れ替わりの速さに驚きの連続でした。
主に社員ですが即日採用・・・翌日行方不明はザラでした。
このバイト先のパチンコ屋さんの2階は寮にもなっていて、住み込み可能で食堂も完備してました。
通いの賄いのおばあちゃん付きです。
昼くらいに新規採用になった人が昼から晩までホールで仕事し、夕飯を食べて翌朝失踪。
このパターンが単身者や夫婦で多かったです。
今は多分採用条件がしっかりしていて厳しいと思われますが、当時はこんなことが普通でした。
中には堂々と「駆け落ちしてきた」という若い夫婦もいて。
なるほど・・・旦那さんがこれで嫁さんがかなり別嬪で・・・嫁さんの親が厳格でとなると、これしか方法は無いだろうなと感じる場面も。
そして長く勤めていると、先に入った先輩方が次々に辞めたり、失踪したりするので、店内序列上位に必然的に繰り上がります(笑)
この繰り上がってからが面白かったデス。
先ほど登場した食堂の賄いを作ってくれるおばあちゃんに、随分可愛がっていただき、短期で辞めるつもりがずるずると長引く始末(笑)
個人情報もいつの間にか筒抜けに。
ご飯やおかず食べ放題に自然に移行してからは、本格的に楽しい日々の始まり始まり(笑)
当時アルバイトしていたパチンコ屋さんは、特定数字(3or7)以外で当たっても、1回交換の札を枠外上部に差し込むサービス方針。
今から考えたらサービスでも何でも無いですが、多分周りのお店も近隣もこのやり方だったかと(笑)
パチンコ玉が無くなったら足元から素早く持ち上げて交換補充してお客様を止めさせないようにしたり、遊戯終了時には何箱も計量器に運んで玉を交換したり。
当時は上の写真の足元のドル箱が10箱を越えると一箱づつ交換のサービス。
このドル箱がかなり重たくて、重ねて3箱くらいで限界です。
これを繰り返すと腕や腰がパンパンになります。
僕は体格的に恵まれていたのでまだ楽な方です。
同じアルバイトの非力な女の子の分は率先して持ち運びしてあげてました(笑)
当時はこの女の子も、少しヤンキーや完全元ヤンキーの可愛い子も多くて、アルバイト後の食事や、休日に一緒に遊ぶのが楽しかったのです。
この経験で「ヤンキー」の生態をかなり把握できたのは嬉しい誤算でした。
しかも僕は繰り上げベテランバイトでしたから(笑)
そして足元にドル箱を積み上げてると、お客様がつまずいたり、蹴ったりして必ずこぼれ玉が発生します。
これを店長の奥さんが手に強力マグネットスティックを持って、夜の終了間際に店内を練り歩きます(笑)
この姿を見掛けると「いよいよ一日も終わりだな」と・・・。
お客様にパチンコ玉を貸し出す際は1個4円。
交換時のレートは昔は3.8円くらい。
1個4円でも一日百個以上は楽に回収できてたかと思いますし・・・それで少なく見積もっても一日380円。
無休で月額だと11,780円位にはなり、これを元手に社員やアルバイト参加の食事会が度々開かれていました。
続く・・・
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