先日、以前直接お逢いしたこともあり、何度か具体的に色々な話題を面と向かって話したこともある知り合いの方のFacebookを最近拝見しました。
中国で猛威を振るう新型コロナウイルスのリアルな現在進行形です。
皆さまこんにちは!
この数週間、中国で発生したコロナウイルス感染症について、連日テレビやネットで報道されています。湖北省武漢の映像はSFパニック映画のようであり、特に病院内は酷すぎて現実とは思えないほどです。私の夫も中国におりますので、事情をご存知のみなさまには様々にご心配いただいております。お気遣い本当にありがとうございます。いたらないことだらけの私ではありますが、遅まきながら中国の家族の様子をご報告いたします。
夫と義母は武漢から900㎞離れた重慶に、義弟家族はそこからさらに360㎞離れた成都にいます。結論から言うと、重慶も成都も中国基準では武漢に近い大都市であり、実質的に封鎖されているのと変わらない状態です。すでに家から出られない状況が長期化しており、高齢の義母や小5男児と3歳女児を抱える義弟家族は大変なストレスに耐えています。幼稚園も学校も夫婦の職場である大学と幼稚園も、閉鎖されたまま再開の見通しもありません。日々増え続ける友人知人の感染や訃報、テレビもネットも感染拡大を伝えるばかり。先の見えないこの状態に、家族の精神状態はかなり厳しい感じです。
そもそも・・・
2020年は1月25日が春節(旧正月の元旦)でした。中国は日本と一時間の時差があるので、25日の午前一時に義母に「新年快楽!」と電話をしたところ、興奮した義母は一時間以上一人でしゃべり続け・・・「あなたはこっちがどんな状態かわかってないの!」「そっちではどう報道されてるの!」「〇〇(私の夫で彼女の息子)から直ぐに食料を買いだめして、家から出ないように連絡が来たのよ!」「もう、市内は移動できないらしいの!」「年越しなのに私は一人なのよ!」「〇〇(義弟)たちは家族旅行でまだ雲南省にいるの!本当に動きが遅い!〇〇(義弟嫁)の実家に行くというのを、〇〇が戻るように説得してくれて。。。」。怪しげなネット情報らしき陰謀説や、隠蔽体質の政府対応を罵倒する言葉、自然破壊を続けてきた人類に対する天罰説などが延々と続いてた気がします。飲んでたし夜中だったしあんまり覚えてないけど。「あなたは〇〇と話してないの?連絡もとれてないの!」と糾弾されても、(後で電話するつもりだったけど、お義母さんの電話が長すぎて今夜はもう無理・・・)。まだ現実感のなかった私は「聴いてるの!聴く気がないなら電話切るよ!」と怒られながらも、寝落ちしてしまったのでした。お義母さんはいつも大げさに大騒ぎするので・・・。
一夜明けて夫に連絡しましたが、とりあえずは「新年快楽」で安心しました。食料も医薬品も備蓄は充分だし、自分たちの事は心配いらない。高速鉄道の駅や高速道路のインターが封鎖されて、街中検問だらけでガソリンスタンドも閉まっているから移動はできないけど、しばらくは我慢するしかない。いつも通りの短い電話に、大した緊張感はありませんでした。
それがそれが・・・
私がさすがにヤバイと思い始めたのは、ようやく2月に入ってからで、よく考えたら、夫やお義母さんのようなキックの効いた発達さんから、ニュートラルな情報は取れないと思い至りました。そこで義弟に連絡して、ようやく事態の深刻さと重大性に気付き、人々のストレスに対する実感が湧きました。
いくつか具体的なエピソードを
武漢にいる弟の同僚は、80代の両親の感染と肺炎が確認されているのに、入院できないから家で看るしかなく、薬も同僚が毎朝4時から何時間も並んでもらっている。最も感染リスクの高い環境から全く逃れられない。
親戚は医療関係者が多いのですが、若い死者の大半は不眠不休で働き続けている医療スタッフだそうです。一時は完全に医療費無料で開放されていた各地の病院が、医薬品、特に消毒液の不足で全く機能しなくなり、スタッフの職場放棄なども発生し、閉鎖されたりしているそうです。
ちなみに、義母は年末に前歯の痛みで歯科を受診して、「歯根が腐ってきているので抜歯が必要ですが、正月休みに入ると経過観察できないので、抗生剤と痛み止めを出しておきますから、休み明けに抜きましょう」という事になっていました。もちろん、抗生剤も痛み止めもとっくになくなっています。
そんなこんなで安心できる材料は何もありませんが、みんなの無事を信じています。
映像として届く異様な修羅場の外にも、何億もの人々が巻き込まれている厳戒下の生活があります。人々の苦難と困難にに想いを馳せつつ、新型コロナウイルスと闘う全ての人々を応援し、ひたすらに無事を祈ります。
以上です。
直接お逢いしたこともある知り合いの方のリアルな報告内容なので現実感が違います。
デマや嘘が流行し感染するとも言われていますので、自分で考えて判断し、最悪に備えることも必要ではないでしょうか。
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