さぁ、全48回放送予定のNHK大河ドラマ「光る君へ」も、昨晩に第44話「望月の夜」が放送されました。
最近ドラマ中の話しの流れなのか、やけに紫式部・・・ドラマでは藤式部の吉高由里子さんの里帰りシーンが多いなと思い、紫式部さんが住まわれた邸宅跡地を訪ねてきました。
もうすぐ大河ドラマも終わるのに・・・ですけど(笑)
この日はちょうど嵐山こども食堂で今後お世話になる協賛企業様へ表敬訪問にお伺いする日だったので、地図を持たなかったのが少し悔やまれます。
御所南や御所の周辺は当社でお家を買っていただいたお客様や、嵐山こども食堂の協賛企業様や提携企業様が多くおられる地域で詳しいです。
確かお寺はこの辺りだったじはず・・・と思いながら、御所の東側周辺をウロウロ。
なんとか不審者扱いされることなく、無事にたどり着いたのは「廬山寺」。
この場所は京都御所内の土御門邸の藤原道長宅から歩いても5分程の距離の場所。
ここでしたらすぐに里帰り出来るし、急遽呼び戻されてもすぐに出仕できるよねという場所そのもの。
関白の藤原道長の娘の藤原顕子さんが、皇后から天皇の母「国母」「賢后」と成長し、今後は顕子付の最側近の女房としてますます重用されるようになっていく紫式部も、ここからはかなり通い易かったのではないでしょうか?
紫式部が育ち、未婚時代を過ごしたのは堤第といわれた藤原兼輔(紫式部の曽祖父であり、堤中納言といわれる)が建てた邸宅であり、父・為時の邸宅においてでした。
この邸宅で結婚生活を送り、一人娘の賢子(かたこ)を育て、源氏物語を執筆したのです。それは平安京の東に接した中河と呼ばれる地にあり、現在の廬山寺の境内を中心とする処に営まれていました。
昭和40年11月、廬山寺の境内に紫式部の邸宅址を記念する顕彰碑がたてられるとともに源氏庭が整備されました。
また、源氏物語の花散里の屋敷はこのあたりであったといわれています。
源氏庭は平安朝の庭園の「感」を表現したものであり、白砂と苔の庭です。
源氏物語に出てくる朝顔の花は今の桔梗のことであり、紫式部に因み、紫の桔梗が6月末から9月初め頃まで静かに花開きます。
長編小説の「源氏物語」もこの地で執筆されていたと思うと感慨もひとしお。
廬山寺の境内には「源氏庭」もあるとのことでしたがこの日は拝見せず。
この周辺は史跡や名所がたくさんあるのでゆっくり散策してみたい場所です。
「光る君へ」効果なのか、門前には大勢の方がおられました。
先日行った宇治も凄いことになってましたし、ブームが過ぎて一段落したら行こうかな。
駆け足で巡るには惜しい場所ですね。
嵐山こども食堂ホームページ→http://arashiyamakodomosy.wix.com/kodomosyokudou
嵐山こども食堂Facebookページ→https://www.facebook.com/arashiyama.kodomosyokudou/
嵐山こども食堂Instagramページ→https://www.instagram.com/arashiyamakodomo/
京都市右京区の名所・旧跡・美味しいケーキ・美味しいお菓子やご近所の名店・グルメ情報・HPの無いお店もたっぷり登場させて行きます!