黄金の妖怪達 その捌



 

今回のブログの内容は前回のブログ内容からの続きです。

 

僕が入院していたのは、病院の中でも新型コロナ専門病棟なので、全フロアがロックされていて自由に出歩けませんし、ナースステーションのモニターで24時間、常時集中管理&監視されてました。

 

この後、食事が摂れて少し体調が回復しだすと急遽違う部屋に移されることに。

 

僕の後に入れ替わりで入院されてくる患者さんはエクモを処置されると知らされました。

 

エクモの場合は処置中は鎮痛剤で眠らされているのですが、相当身体に負担がかかる為、新型コロナの症状が改善してもしなくても2週間が限度のようです。

 

2週間で回復しなければそのまま亡くなる方も多いと看護士さんがおっしゃってました。

 

新しい部屋に移動してすぐに、おちんちんの管を抜かれることに。

 

抜かれた際は死ぬかと思いました(笑)

 

尿瓶でのおしっこが嬉しいとは。

 

トホホっ。

 

ようやく2週間を過ぎてトイレにも自力で歩いて行けることに。

 

でもまだ個室内のトイレ迄です。

 

息が上がるのが早くてゼイゼイしながらなので、肺が相当ダメージを受けた感じです。

 

下の写真では、ある日の朝食にパンが出ましたが、たまたまか偶然か「苺ジャム」が2個付いていて、思わず1個枕の下に隠してしまいました(笑)

 

この苺ジャムの味は一生忘れないでしょう。

 

激ウマ&激甘。

 

嫁や家族と仕事の事や家の事、学校のことで連絡を取り合ってましたが、もう大丈夫そうやと分かると、向こうからLINEを切るように。

 

「人が話してるやろ」。

 

その後すぐ「闘気(バトルオーラ)&後光付の自撮り写真」を送付してやりました(笑)

 

この時、ようやくお医者さんから知らされましたが「新型コロナ中等症」までいってました。

 

重症化寸前。

 

僕の担当医の先生は、かなりハキハキ何でも話される方で、治療中も色々な話をしてましたが、はっきり新型コロナは生物兵器だとおっしゃてました。

 

人類の病気との闘いの歴史は長いのに、急に突然発生して広まり方が不自然過ぎると。

 

そして「街の社長さんと言われるイメージの方、恰幅が良くてガハハハッと笑うような方が、軒並み新型コロナに感染されてる」とも。

 

点滴での栄養補給から毎日3食の食事を摂れて徐々に体調が戻るにつれ、僕の方はそろそろ仕事や家庭の事が気になります。

 

しかしこれだけ長期間一切仕事をしないことは、業歴&会社の創業併せて25年間で一度も無かったので、ここは嫁とサポートの方に仕事のことは完全に任せて長考に(笑)

 

命の洗濯ですわ。

 

普段これだけの時間と期間、じっくり考えられる時間はあまり無いのも確かなんで、仕事の事や人生、プライベートやライフワークなど考えつく限りの事をじっくり考え抜いて、退院したら必ず実行することを決めます。

 

続く・・・