黄金の妖怪達 その漆



 

今回のブログの内容は前回のブログ内容からの続きです。

 

前回のブログでようやく食事が出ましたと書きました。

 

入院してから水分補給は点滴でしたので、この時点では10日程経過。

 

固形物の食事は久々です。

 

アリガタヤ。

 

テレビも観れず、食べることしか楽しみはありませんが、身体がまだ回復しないのでボチボチ時間を掛けて食事をします。

 

重度の肺炎なのでレントゲン撮影も頻繁にあり、薬の毒を水分摂取して排出する必要もあって水分補給は欠かせません。

 

「水分は欠かさずたっぷり取ってね」と看護士さんに言われるがまま、お茶と水をどんどん飲み続けてました。

 

おちんちんに管が入ったままなんで、どれだけ尿が出てもヘッチャラです(笑)

 

看護士さんが尿の量も全て量ってくださってました。

 

入院して意識が混濁してる間にも、毎日救急車が10台以上病院に到着してました。

 

この時期は京都でも相当な数の新型コロナの患者さんが発生していたと後で知りました。

 

朝ご飯や昼食や夕食も撮影してましたが、段々飽きてきて家族にLINE通話するくらいしか楽しみはなく。

 

病院食は最初からしっかりした食事が出て、しかも熱々で出来立て。

 

この病院の御飯がかなり美味しかったので毎回ビックリしてました。

 

この時普通に食べれることの有難さや、食事の大切さを嫌と言うほど身に染みて思い知りました。

 

新型コロナの後遺症の嗅覚ゼロと味覚ゼロは退院後から徐々に。

 

個室&隔離されてる新型コロナ患者には常時スマホが許されてるらしく、自由に電話やメールは打てたので、緊急の事以外は仕事の心配はなし。

 

次第に意識がしっかりしてくると、妖怪達巨大シロクマの夢の間隔が開いていきました。

 

が、眠ると夢の続きを見るという状態が2週間くらいは続いてました。

 

続く・・・