今回のブログは前回のブログの続きです。
壱と弐のブログで戴いた本の紹介をさせていただきましたが、その内容と今までのふくしま・こどもキャンプやこども食堂活動を通じての経験・体験で結びついた想いがあります。
内容的には自分自身が腑に落ちて「ああ、これだったのか」ということなんですが。
下の文章で共感するのは「子どもは社会的に自立して健全に暮らせる能力を身に付けるところまで育てられる権利を持つと考える段階に到達した」のくだりです。
この方曰く・・・
「子どもがそのレベルまで育つには、乳幼児期からいろいろな人と交わって、その環境の中で自分も頑張る自助の力、人と助け合う共助の力を身に付けるところから始める必要がある。しかし、どんなにお金持ちの親であっても、自分の力でそんな社会環境をつくることはできない。」
続けて・・・
「だから、今の社会では、すべての子どもに対し、国と社会が、その責任において、施設(保育所等)における保育および地域の人々による交流の機会という社会環境を提供しなければならないのである」
と結ばれています。
では、上記の様に感じた人達が増えて来て「やはり他人事では無い」「自分の子供達は?」「地域はどうなる!?」と想い、この先、国や市町村、行政や役所が「その施設(保育所等)における保育および地域の人々による交流の機会という社会環境」を「提供してくれて整えてくれるまでタナぼた式で待つのか!?」という現実に直面しているのではないかなと。
そんな疑問や課題にリアルに直面した有志の方達が、何かしら潜在意識で「自分達でも何かしら出来るかも?」と、課題解決の一環として「こども食堂」を全国各地6000箇所以上で、自主的にスタートされてるのかも知れません。
日本には昔から「情けは人の為ならず」という諺があります。
今では何を行うにも御縁があって人と人同士で磨かれる気がしています。
気持ちを温めて持ち続けていると遠く離れていても繋がる時には必ず繋がります。
全4話の長いブログを読んでいただきましてありがとうございました。
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