先日の7月19日(日)夏休み前の最後の嵐山こども食堂が無事開催されました。
この日嵐山こども食堂を見学にお越しになられていた「力のある者以外は決して名前を呼んではいけないあの方」より再度ご指摘メールを戴きました。
改めて・・・誰が「ヴォルデモート!!!」やねん?(笑)
「あの方」とは先日来、嵐山こども食堂宛にたくさんの支援物資をいただいている方です。
先日のブログはこちらです↓
https://www.mitsubachi-housing.co.jp/blog/cat2/cat1-cat2/2917/
高畑様
先に書いておきます
返信は不要ですからね(ここから初見でメッチャ長文メールだったので返信無しでよいはずが・・・無い)(笑)
今日は暑い中、お疲れ様でした
どうぞ ゆっくり なさってくださいね(これ、嵐山こども食堂が終了した1~2時間後のメールです)(笑)
ただ…つい 自転車に乗っている子供が暑い暑い、と言ってるのにそういう景色に気づかないんだなぁ、と…
外のベテランおば様達は2人で おしゃべりに夢中
近づいて ポスターまで見ているひとまでいたのに「きっと、いきなり聞いても いただけないんだろうな」と 帰ってしまいました
ちょっと気を配り「よかったら 予約無くても 大人300円でお弁当を差し上げていますよ」と 言ってあげたら……そんな方を3人見かけました
自転車の後ろに乗ってきた子供達
ぼんやりしている事にお母さんは気づいていました
眠たいの?と声をかけていました
水筒を飲ませようとして 嫌がっていました
ただ、熱中症も あり得る暑さです
ぼんやり眠たい…というのは子供の熱中症の 初期段階の時もあるからです
自転車の後ろ、ベルトで固定されている、
凍らせたゼリーを お土産袋に放り込んでいるのは知っていましたがあんな時は 様子伺いに 子供の手に持たせるのです
ぐずる子も、ちょっと不機嫌な子も 冷たいのを持たせると機嫌が治ります
ただ、「ハイ」と渡すから 食べたがるのです
「ごはんのあとで、食べたら美味しいよー」、と渡したら 機嫌よく握っててくれたでしょうね
(親がつい、開けて 食べさせていましたが…)
クチが冷たくなって 機嫌がなおったのか 帰りには バイバイしていましたが…
来店した方々に注文を聞く担当をしていた学生さんもいつも室内ばかりいて外を向いていない(もちろん 中で手伝っていたのですが)
ひとり、ふたりは、外を向き、常に 目を配っていたらなぁ
お菓子をもらえず、言い出せなかった子(
帰り際に誰も気づかれず 挨拶したそうに 何度も振り向きながら帰っていった子もいました
「8月もおいでね」「暑いから気をつけて帰りや」
子供だけで 親の分までおつかいに来た子は きっと声をかけてほしかったでしょう
ちょうど 12時まで見てましたが 子供だけで来る子たち、あんなにいるんだ…と びっくりでした
はじめて こども食堂を見させていただき 良い勉強させていただきました
ありがとうございました
最後まで 黙って見ていられたらいいのに、ほんと 私、駄目でしょ(汗)
まだまだ書いていただいてますが・・・返信無しではいられないこの内容。
新型コロナウイルス対応で、必要最低限の接触を心掛けていても・・・読んでて冷や汗が出てきます。
このまま既読スルー出来ませんので色々お返事を書かせていただきました。
貴重な活きたご意見なので皆で共有します。
現在地元では嵐山小、嵯峨小、嵯峨野小、常盤野小、太秦小学校区を中心に、遠くは伏見や長岡京市、山科区からもお客様が来られています。
ちょうど5年近く前、嵐山こども食堂をスタートする前やスタートした直後にこの様なメールやご指摘内容を戴いたら・・・自分はどう反応していただろう!?と今考えてます。
果たして全て受け止めきれていただろうか!?
5年間のスタート時、知りうる限り周りにこども食堂の見本が目に見える範囲で存在せず、すべての活動が五里霧中の中、全て手探りで活動してました。
そんな中、役所や保健所に相談に出かけても、こども食堂自体を知らない職員の方々からは、有益な情報をいただいたり、協力的な対応は望むべくもなく、イベント関連の法律や保険衛生のルールでこども食堂の存在を当て嵌めようとされる対応ばかりでした。
今回の新型コロナウイルスの対応もそうです。
役所はまず「こども食堂の開催中止」を指示してこられました。
その後の経過は→3密を避けて開催可→新型コロナ対策をして開催可へ変化していますが、最初のお達しを鵜呑みにして今現在も開催中止のこども食堂が多いです。
その指示に従うことは本当は凄く楽だったのかも知れません。(事実、京都市内や府内各地でもこども食堂自体の活動の再開の目途が立たないところが多数出ています)
そこで嵐山こども食堂では「役所の指示に従うだけ」=「思考停止」に繋がるかと感じて、お手伝いの方々や今までの繋がりがある方々と今後の活動方針を模索し検討し始めました。
当社のお客様には役所の方や、お医者さんや看護師さんなどの医療従事者の方もたくさんおられます。
直接聞き取りや質問を繰り返し、実際の活きた新型コロナウイルス対応の情報を数多く仕入れました。
今ようやくWHOも「空気感染の可能性」に言及し始めていますが、最悪空気感染を想定して対応しておくことが最優先となりました。
大人の都合でこども食堂をスタートし・・・大人の都合でやめる。
そんな大人の姿を目の当たりにした子達は、将来大人になった時にこの当時を振り返りどう想い何を感じるのでしょう。
そればかりが気になります。
続く・・・
嵐山こども食堂ホームページ→http://arashiyamakodomosy.wix.com/kodomosyokudou
嵐山こども食堂Facebookページ→https://www.facebook.com/arashiyama.kodomosyokudou/
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