神輿弁当



 

いよいよ9月に入りましたね。

 

少しは暑さも和らぎますかね!?

 

今年の夏、嫁のお義父さんが毎年担いでいる祇園祭の御神輿のお弁当を貰いました。

 

【祇園祭 神輿弁当・弁当打ち】

 

三若神輿会(中御座)で知られているのが神輿を担ぐ輿丁(よちょう)の夜食である神輿弁当(みこし弁当・道中弁当)です。

 

神輿弁当は祇園祭で神輿が渡御する7月17日の神幸祭・7月24日の還幸祭の際に三若神輿会会所(三条台若中会所)での弁当打ちにより、2,000~3,000食分が作られます。

 

弁当打ちは7月17日・7月24日の早朝から精進潔斎(しょうじんけっさい)した男衆によって行われ、長方形のしゃもじで1合弱の白米を木型に詰めて竹皮に打ち付けるようにして作られることに由来しています。

 

神輿弁当は長方形の白米に黒ゴマのごま塩が振り掛けられ、中央に梅干しが置かれ、脇にたくわん(タクワン)が添えられています。竹皮に包まれた神輿弁当には割り箸・赤いラベルが付けられ、藁で縛られています。

 

赤いラベルには「御神輿渡御の砌り(みぎり)、供奉の役員並びに輿丁の昔ながらの食事です。疫病祓いと安産のまじないとして一般氏子の方々に大変喜ばれています。(この弁当は、精進潔斎して氏子の男衆のみで作っております。この弁当を御賞味いただき、今夏をお健やかにお過ごし下さいます様お祈り申し上げます。)」と記されています。

竹皮に入った美味しいご飯のお弁当です。

 

ザ・日本のお弁当。

 

子供達はこのお弁当が凄く好きなようで、喜んで食べています。

 

僕迄廻ってくることは稀。

 

今年は少しお裾分けをいただきました。

 

ザ・真夏って感じです。

 

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